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感染症別正しい薬の使い方

こんにちは。世田谷区駒沢にある歯医者、駒沢歯科・矯正歯科クリニックです。

今日は「感染症別正しい薬の使い方」について説明します。

気管の入り口にある「喉頭蓋」は、我々の食べ物屋、端などを飲み込む時、反射的に気管に蓋食べ物などを食堂に導く役割を果たしています。ただときには謝って食べ物や唾などが気管に入ってしまう場合があります。この時は咳き込んだりすることで、誤って入った異物を気管から外に出すように体の機能が働きます。これをむせといいます。

「誤飲性肺炎」は誤って、肺のほうに食物や唾などが落ちてしまった(誤飲)後に起こる肺炎で、高齢者や脳血管障害の後に起こりやすいとされています。確かに、高齢者は咳反射する機能も低下させますし誤嚥筋の能力や咀嚼力、唾液量なども低下し、誤嚥が起こりやすい状態となっています。また高齢者は気管の感覚低下から「むせない誤飲」が起きてしまい、発熱などの自覚症状も少ないまま肺炎を起こしているケースも見られます。

人の気管は右肺に繋がる右気管支と左肺に繋がる左気管支に分かれているのですがら右気管支は左気管支よりも太く垂直に近い構造のため、右気管支の方が誤嚥しやすくなると言われています。そのため、誤飲性肺炎は右の肺に起こりやすいと言われています。

ここで日本の死因ランキングを発表します。
1位 悪性腫瘍
2位 心疾患
3位 老衰
4位 脳血管疾患
5位 肺炎
6位 誤飲性肺炎 と続きます

以前は肺炎の中に誤飲性肺炎を含めていたため、肺炎で亡くなる方が全体の3位でした。近年は誤飲性肺炎で亡くなる方が多く、一般的な肺炎と区別する形で、誤飲性肺炎として独立してカウントされるようになっています。それくらい”身近な病気”といえます。

誤飲性肺炎の原因はその発生機序からも口腔内細菌が多いと考えられています。治療は通常の細菌性肺炎と同様にペニシリン系抗生物質などを点滴するケースが多いです。原因菌の多くが口腔内細菌ということは口腔ケアが予防に繋がるということです。

誤飲性肺炎の原因となる口腔内常在菌はう蝕や歯周病があると更に増加することが知られています。歯磨きの習慣は口腔内の細菌量を腔内の細菌量を減らすのに有効な手段です。

高齢者や脳血管障害後など誤嚥リスクのある方は、口腔ケアをしっかり行う必要があります。脳血管障害などにより口から食事を取ることができず、胃ろうなどで栄養を取られている方においても口腔ケアは非常に大切です。必要に応じて歯科医などに相談することも検討するとよいでしょう。

☆食事を取る時の注意点☆
・最初の一口目は慎重に食べる。
・あせらず、ゆっくり食べる。
・食事中であっても疲れたら無理せず少し休む。
・口の中に食べ物が残りやすい人はゼリーなど滑りのいい食品と交互に食べる。
・むせたら我慢せずしっかりと咳をして誤嚥したものを外に出す などが挙げられます。

☆食事を取るときの姿勢☆
・テーブルが高すぎないか(首が上を向いた姿勢は誤嚥しやすい)
・ちゃんと足がついているのか(椅子の高さ)
・体幹が安定している

このほか、誤嚥を起こしにくい工夫として、とろみをつけた食事なども多く用いられています。 じつは液体の水の方がまとまって飲み込むことが難しく、誤嚥リスクが高くなります。 嚥下機能が低下した場合、とろみをつけるなどの食形態調整や口腔ケアによって誤嚥リスクを下げる工夫も大切です。

誤嚥しないように工夫しながら、おいしく楽しく食事をとり、毎日を元気に過ごしましょう。