駒沢大学駅徒歩5分の歯医者「駒沢歯科・矯正歯科クリニック」

医院ブログ

ナイトガードとは

こんにちは。世田谷区駒沢の駒沢大学付近にある歯医者、駒沢歯科・矯正歯科クリニックです。今日はナイトガードについて説明します。

ナイトガードとは夜間につけるマウスピースです。

ナイトガードは就寝中の食いしばり、噛み締め、歯ぎしりの治療の一環として歯や顎を守るためにつけます。

ナイトガードの効果

食いしばり、噛み締め、歯ぎしりのある方が寝るときにナイトガードを着用することで以下のような効果があります。

①歯と歯がぶつかることによりすり減ることを防ぎます。

②詰め物やかぶせ物の破折や脱離を防ぎます。

③顎関節や顎周辺の筋肉の負担を軽減します。

④歯周病や咬合性外傷などで歯が揺れている方には揺れを防ぐ効果があります。

ナイトガードの効果は人にもよりますが、1週間程度で現れることが多いです。

しかし、ナイトガードは歯や顎の負担を軽減するものであっても噛み合わせを治すものではありません。

しっかりと噛み合わせの調整などをすることが前提となります。

歯ぎしりや食いしばりの原因はストレスなどと言われていますが、意外に多いのが子供の歯ぎしりです。特に乳歯から永久歯に生え変わる最中に噛み合わせが不安定になり歯ぎしりをすることが多々あります。このような歯ぎしりは永久歯に完全に生え変わったタイミングで治ることが多いです。

しかし、成人の歯ぎしりはいろんな要素が複雑に絡み合っていると言われています。放っておけばどんどんはがすり減ってしまい噛み合わせが余計に深くなり、さらに歯や顎への負担が大きくなります。

ナイトガードを使わずにそのまま放置していると歯がすり減ったり、虫歯や歯周病のリスクが高くなったり、顎の状態がさらに悪くなるのでぜひナイトガードの使用を習慣付けましょう。

ナイトガードを着用する理由

歯ぎしりやかみしめ、食いしばりに対するダメージを緩和するための補助的なものとしてナイトガードの着用は非常に効果的です。

夜間、寝ている間に強い力で歯をすり減らせてしまうことで歯の損傷だけでなく顎関節への負担からくる痛みなどの症状を引き起こす可能性があります。

ナイトガードの着用することにより歯にかかる力を軽減させ顎へのダメージを防ぎます。

歯ぎしりや食いしばりは眠っている間に無意識のうちに行ってますのでそれをやらなくなるのは難しいかもしれません。

またナイトガードは顎の位置合わせの問題を治すためにも使用されます。顎の位置がずれている方は噛んだりしゃべったりするのが困難になる場合があります。

ナイトガードを着用することで顎のズレを修正していきます。

噛み合わせの調整、顎の位置の調整にナイトガードが必要だと判断した場合は歯医者がナイトガードを制作する場合があります。

ナイトガードのデメリット

ナイトガードのデメリットは寝ているときの着用によるお口の中の違和感を感じることがあることです。また眠っている間にマウスピースを外してしまう方もいらっしゃいます。

しかし、慣れてくると気にならなくなるのがほとんどです。

食いしばり、噛み締め、歯ぎしりの自覚症状がある方はぜひ歯医者に行って相談してみてください。

電話する電話する
WEB予約