駒沢大学駅徒歩5分の歯医者「駒沢歯科・矯正歯科クリニック」

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オーラルフレイルとは

こんにちは。世田谷区駒沢の駒沢大学付近にある歯医者、駒沢歯科・矯正歯科クリニックです。今日はオーラルフレイルについて説明します。

オーラルフレイルとは口や歯の機能が衰えていく状態のことをいいます。話しにくい、飲みにくい、よくむせる、食べ物などをこぼすなどが舌を含めた口の周りの筋肉の衰えでオーラルフレイルは起こります。健康な状態と要介護の間には筋力や心身の活力が低下するフレイルと言う段階があります。

フレイルとは

高齢になるにつれ、筋肉や心身、認知機能の活力が低下した状態を言います。

筋力の低下等は社会参加など他者との交流が減ることにより、話す機会がなくなり口の機能が衰えたりすること(オーラルフレイル)から始まると言われています。しかしフレイルと言う状態は早めに発見して適切な対応や治療を行うことにより改善することができます。

オーラルフレイルへの対応

年齢を重ねてくると人とのつながりや社会とつながりといった社会性を維持することは、健康分野において様々な面に関与することが明らかになっています。この様々な面にわたる健康分野には口の機能や歯の健康も含まれておりこれらの機能の低下はフレイルとも関連が強いと言われています。歯周病や虫歯などで歯を失った際には歯医者で適切な治療を受けることと、定期的に早口の健康状態をかかりつけの歯医者にチェックしてもらうことが非常に重要になってきます。また住んでる地域で開催される介護予防事業など様々なお口の健康の向上維持のための京セラセミナーなどを活用することも大事になってきます。

オーラルフレイルと8020運動の関係

日本歯科医師会と厚生労働省が平成から展開している8020運動は、80歳で20分以上の歯を保つことで様々な食べ物を食べられることを目指し推奨しています。

この8020運動が展開された時は日本の8020の達成者はほんの数%でした。現在では50%を超えるほどになっています。日本歯科医師会はこの8020運動に代表される国民運動をより改善するために東京大学高齢社会総合研究機構等のいろいろな関係者の協力のもとオーラルフレイルと言う新たな考え方を加えることによりお口の中の健康寿命をサポートするべく提唱されました。

オーラルフレイルの予防トレーニング

口や舌の動きをスムーズにするトレーニング

唇や舌の筋力アップすると口腔機能が高まります。また唾がよく出るようになり食物を飲み込みやすくします。

①「う」の口で唇をすぼめる

② 「い」の口で唇を横に開く

パタカラ体操

舌や口をうまく動かさないときれいに発音できない言葉です次のことを意識して発音してみてください。

①パパパパパパパパパパ

唇を弾くように動かします。

②タタタタタタタタタ

舌の先を上の前歯の裏につけるように動かし発音します。

③かかかかかかかかかか

舌の木を上顎の奥につけるよう動かし発音します。

④ららららららららら

下を丸めるように発音します。

①から④を2セット行ってください

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