駒沢大学駅徒歩5分の歯医者「駒沢歯科・矯正歯科クリニック」

医院ブログ

唾液が少なくなっておこること。

こんにちは。世田谷区駒沢の歯医者、駒沢歯科・矯正歯科クリニックです。今日は患者様によくされる質問で口の中が乾燥するとよく言われます。よく患者様で何も心当たりがないのに口内炎になったり、口の中が乾燥しやすになってしまったと言う相談がよくあります。原因の1つで考えられるのが唾液の減少です。

唾液は1日に1リットルから1.5リットル生産されお口の中の浄化、食物の消化、お口の中の殺菌といった様々な役割を担っています。唾液の分泌する量が減って乾燥してしまった状態のことをドライマウス(口腔内乾燥症)といいます。ドライマウス(口腔内乾燥症)の人は口内炎が起こりやすく、虫歯や歯周病などのリスクも高くなりやすいです。

唾液が減少する要因は、加齢、口呼吸、ストレス、常用されているお薬の副作用、糖尿病やシェーグレン症候群などといった病気が関わっている可能性があります。治療法は何が原因かによりますが、加齢やストレスなどはなかなか根本的な治療が難しいので対処療法としてうがいや保湿、唾液腺とよばれる唾液が分泌される場所のマッサージなどがあります。まずご本人でやれることとすると水やお湯などでうがいをしお口の中を潤わせることです。その上で保湿できるジェルやスプレーなどを使いましょう。保湿ジェルや保湿スプレーは薬局やドラッグストアなどで購入可能です。かなり効果的な方法は唾液腺のマッサージです。唾液腺をマッサージすると唾液の分泌を促します。当院では歯ブラシ指導や口腔内乾燥症の患者様にはこの唾液腺のマッサージを指導することもあります。唾液腺のマッサージをすると唾液が出てくるのがわかります。方法はとても簡単で効果的なのでぜひ試してみてください。起床した時などの口が渇いた時や食事の前後などにも行うと効果的です。また、食事の種類により唾液の分泌を促すこともできます。種類としてはうまみ物質グルコサミンさんが含まれているものです。具体的にはトマト、キノコ類、白菜、昆布などがあります。こういった食物をバランスよくとるのも効果的です。

お口の中が渇くとお口の中がネバネバしたり、パサパサしてものが食べづらくなったり、喋りづらい、夜間口が渇いて違和感で目が覚めるなどこういった症状が出る時があります。唾液腺マッサージや保湿などの対症療法を日々行っていくとこういった症状や口内炎、舌の痛みなどが改善される場合があります。是非、ドライマウスの症状がある場合は当院に来院してみて下さい。

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