駒沢大学駅徒歩5分の歯医者「駒沢歯科・矯正歯科クリニック」

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歯ブラシ以外に虫歯を予防する方法はある?

こんにちは。世田谷区駒沢の歯医者、駒沢歯科・矯正歯科クリニックです。

今日は歯ブラシ以外に虫歯予防がありますか?』と言う質問にお答えします。まず最初に言っておくことがあります。歯ブラシ以外にも虫歯を予防する方法はありますが、1番重要なのは正しい歯ブラシであると言うことです。正しい歯ブラシは汚れを落とすだけでなく歯茎のマッサージ効果があります。歯周病予防についてはこれがかなり効果的です。

ある研究結果では、歯ブラシによる歯垢の除去率は全体の約6割程度であり、加えてデンタルフロスや補助器具を使うと歯垢の除去率は2割から3割程度高まると言われています。考え方としては歯ブラシで落とせない場所の汚れを落とすそういうイメージで大丈夫です。どんなに補助器具を丁寧に使ってもメインの歯ブラシがおろそかだと意味がありません。

デンタルフロスは歯ブラシだと落とせない歯と歯が接触する部分(隣接面)の歯垢を落とす器具です。成人の虫歯はこの隣接面から広がることが多いです。なのでこの隣接面をデンタルフロスで毎日清掃することが虫歯予防では重要です。患者様にデンタルフロスを使い続けると歯と歯の隙間に汚れが詰まりやすくなる気がしますと言われることがあります。実はそんな事はなくてフロスはとても細くお掃除に歯と歯の間に入れる分には隙間が広がる事はありません。なので安心して使用できます。食後に爪楊枝ではに詰まったものを取る人も多いですが歯垢や歯石を取ることはできません。また隣接面の歯垢を取ることもできません。爪楊枝を頻繁に利用していると爪楊枝で歯や歯茎を傷つける恐れがあるのであまりオススメはできません。デンタルフロスを使いましょう。

次にキシリトールについてです。キシリトールはガムに含有されていることが多いです。キシリトールはお口の中を虫歯になりづらい環境にすることができます。虫歯菌は砂糖をエネルギーにして繁殖しますがキシリトールは虫歯菌の餌にはなりますが虫歯菌はキシリトールを分解できず栄養を取ることができません。分解しようとするエネルギーを無駄に使わせることにより虫歯菌が減少していくと言われています。

加えて、ガムを噛むことで唾液の分泌を促進させ唾液の効果の緩衝作用によりお口の中を中性に戻す働きがあります。なのでキシリトールは虫歯予防に効果的です。積極的に取り入れるようにしましょう。ただキシリトールをとればとるほど虫歯になりにくくなると言う事でもないので食べる量には充分注意してください。

虫歯になりやすい食べものをさけることで結果、虫歯予防につながります。虫歯になりやすいものは基本的には砂糖を含むもの全般です。さらに粘着質があるものは歯の表面に残りやすいのでかなり虫歯になる危険性の高い食べ物といえます。例えばキャラメルやキャンディーは虫歯予防において最も避けるべき食べ物です。

甘いものは砂糖が入っているとわかりますが実はスナック菓子にも砂糖が含まれています。また果物にも糖分が多く含まれている上酸も含まれているので歯を溶かす作用がありますのでこういった食べ物を食べたあとには歯磨きを欠かさずするようにしましょう。

飲み物にも注意が必要です。日常には砂糖を多く含む炭酸飲料やスポーツ飲料、砂糖がたくさん入っている缶コーヒーなど食べ物以外にも砂糖含むものがたくさんあります。またワインなどのアルコール類も糖分が多く酸性が強いので歯を溶かす作用がありますのでたくさんの量を飲むのはやめましょう。やはり1番良くないのはこういった飲食物を習慣的に取ることが一番歯にとってはダメージがあると思われます。もちろん好きなものを食べたり飲んだりする事はストレスの発散にもなりますし、歯の事ばかり考えてこういうものを摂取しないのは現実的ではありません。なのであまりシビアに考えすぎる必要は無いのですが、こういった危険性を頭の片隅に入れておくだけで頻繁にはこういった飲食物を摂取しない、こういった飲食物を食べたあとは必ず歯を磨くことを習慣づけるなどをすると歯の健康ないし体の健康を維持するには重要なことだといえます。ぜひ実践してみてください。

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