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成人の年代別のお口の中の特徴について

こんにちは。世田谷区駒沢の歯医者、駒沢歯科・矯正歯科クリニックです。今日は成人の年代別のお口の中の特徴についてを説明いたします。

20代の口の中

20代の方の歯の数は1人平均29本で20代が人生の中で最も歯の数が多い年代といえます。しかし、残っている歯全てが正常ではありません。歯に金属や歯科用のプラスチックの詰め物がしてあったり銀歯(金属冠)などの虫歯を治療したはが平均7本、虫歯の治療していないはが平均で1本ぐらいあります。さらに20代の人の4分の3が歯周病にかかっていますがその約80%が歯肉炎であるのが特徴です。奥歯の歯周ポケットが深くなったりその範囲が大きくなってきたり、歯の色が黒ずんで冷水にしみるようになった場合は要注意なのでかかりつけの歯医者で診てもらうのをおすすめします。

歯茎が病気になると症状が出てきます。お口の中がネバネバしたり、歯を磨くと出血したり、口臭を人に指摘されたりします。正常な歯茎の色はピンク色をしていますが赤くなったりしている場合は歯肉炎や歯周病の症状です。歯茎の色が変わっている場合は歯茎の形も変わっていることが多いです。歯と歯の間や歯の縁の歯茎は丸みを帯びて膨らんできたり、歯の長さが短くなったように見えます。指で歯茎を押してみると硬くはりのある歯茎が柔らかくなったり、出血したり痛みを感じる場合は要注意です。この段階では歯の周りの組織、特に歯茎に限った病気(歯肉炎)なので適切な治療をすれば元に戻ります。

40代の口の中

歯周病にかかっている人の割合が増え歯肉炎から歯周炎へと進行しやすくなります。

社会の中堅である40代の人の歯の数は、1人平均27本です。歯がなくなるのはこの年代から急激に増加していきます。虫歯を治療した歯が平均で13本で20代の約2倍となっていきます。20代と同じように虫歯の治療していない歯が1本ぐらいあります。また8割以上の人が歯周病にかかっており割合もどんどん増えていき、歯肉炎から歯周炎と進行するのがこの年代の特徴です。歯周炎は20代では約20%であったのが40代になると2倍の40%以上になってきます。歯周病になると歯肉炎の症状が悪化していきます。歯茎が腫れて赤くなり歯を磨くと出血がよく出るようになってしまいます。また歯肉がひどく腫れていることもあり膿も歯周ポケットから出るようになってしまいます。歯を支えている骨が減るので歯も揺れはじめたり、歯並びが悪くなることもあります。歯の揺れが大きい場合は残すことが難しくなるので抜いてブリッジやインプラント等の欠損補綴を入れる必要があります。中等度以上に進行した歯周病は歯周病外科手術をすることがあります。歯周病治療すると歯茎が下がってはが長くなり歯と歯の間の隙間が大きくなってきます。歯の根っこが出始めてくると水やお湯に染みたり歯磨きをすると痛むこともありますのでプラークや歯垢や歯石を取り除くのが難しくなります。

この歯周病の段階では端の周りの組織、歯茎、セメント、歯根膜、思想骨が強されていき重症化します。しかし適切な治療すれば歯周病の進行を食い止めることも可能です。

60代の口の中

半分以上が歯周病にかかり歯のない人も増えてきます。定年前後の60代の人の波の数は1人平均20一本です。はが1本もない方も5%程度いらっしゃいます。虫歯を治療した歯が平均10本以上虫歯の治療してないはが1本ぐらいあり、40代と同様80%以上の人が歯周病にかかっています。その中でも歯周炎にかかっている割合は約60%で40代の約1.5倍以上となります。この年代の人の現在αの半数以上が虫歯の治療した歯で年齢が高くなるにつれて金属のかぶせ物をしている人が多くなっています。適切な歯周病の治療を受けなかった人は40代の歯周炎の症状がさらに進行してしまいます。歯茎は赤く腫れてなかなか治らないのと手術ポケットなどから出血や海が頻繁に出るようになり口臭もかなり強く出るようになってしまいます。揺れている飯の本数も多くなりますのでよく噛めなくなることや痛みが出ることもあります。歯茎が下がることによりはが長くなったり歯並びも悪くなるので治療しても歯周病の良くならないはわ抜歯することになります。歯がない部位にはブリッジ、インプラント、部分入れ歯を入れる必要が出てきますし、悪くなってしまった歯並びを矯正してきれいにすることも少なくありません。このような状態では歯周病の治療に加えてブリッジ、部分入れ歯などの人工物を使って、噛む、発音する、話すなどの機能を改善するばかりでなく社会生活(仕事など)を営む上で大切な見た目の部分を治すための効果的な口腔機能改善治療が必要となってきます。

80代のお口の中

80代の方の歯の平均の数は12本です。虫歯を治療したはが平均5本程度あり虫歯の治療してないはが1本ぐらいあります。20本以上ある人はすなわち8020運動成功者は80代前半で21%です。80代では歯周病にかかっている人の割合は40%と60代と比べると低くなります。これは60代で歯周病にかかってしまい抜歯を選択しため波の本数が少なくなるからです。そのため端が1本もない人も38%と増えてきます。60代と比べると7倍近くになります。虫歯を治療したはが平均5本、これまでの年代と同様に虫歯の治療してないはが1本ぐらいあるのがこの年代の特徴となります。高齢者では歯がなくなる人が多く部分入れ歯、ブリッチや総入れ歯を入れている人の割合が高いのですが完全に治療していない人もかなり多いのが特徴です。これまで先述してきましたように各年代でも歯周病にかかってない健康な人がいらっしゃいますので日ごろのセルフケアや歯医者で行うプロフェッショナルケアをしていればお口の中が健康に保てます。

歯周病も虫歯も他の病気と同じように早期発見、早期治療を行うことによって治療の効果が上がります。さらに歯周病や虫歯の原因であるプラークやバイオフィルムを効果的に取り除く方法を教えてもらったり、自分で管理できない部位を教えてもらったり、プラークや歯石を取り除いてもらうためにかかりつけの歯医者や歯科衛生士にクリーニングなどをしてもらいましょう。歯周病や虫歯の予防及び治療を継続して行う小さな地道な習慣がお口の中のみならず全身の健康障害にわかったって良好に維持する上で大切になってきます。