ブログ

医院ブログ

入れ歯のトラブルについて

こんにちは。世田谷区駒沢の歯医者、駒沢歯科・矯正歯科クリニックです。今日は入れ歯のトラブルについて説明します。

①入れ歯でものを噛むと痛む

入れ歯が乗っかる歯茎の痛みは、粘膜に傷ができてしまうため痛みの原因が粘膜と接触している入れ歯の床(ピンク色の部分)にあると想定されて、そこの部分を削合することで対応することが多いです。これによって、一時的に痛みが消えてもまた痛みが発現することが結構多くあります。しかし、粘膜と接触して痛みの直接的な原因となるものが咬合による入れ歯の移動によって、あるいは入れ歯の床が長すぎてその周りの軟組織の運動を妨げるため加圧よる過重負担なども考えられます。よって入れ歯の床の形や歯茎にあたりが強い場所、入れ歯の噛み合わせの高さ、入れ歯の人工歯の配列の位置が適正かどうか歯医者で調べてもらいましょう。

②入れ歯を装着したり取り外す時に痛む

入れ歯の床は大きいほど安定しますが床縁が長すぎたり暑すぎたりすると痛みが発言してしまいます。また薄すぎてもよくありません。床縁が鋭くなっている時にも痛みが出ます。鋭い部分を削ってもらうか薄くなっている辺縁分に入れ歯の材料の常温重合レジンを付け足してもらって丸みを持たせると良いでしょう。入れ歯を指で固定して口を動かしてみると痛む部分がわかったりします。

今までずっと小さな入れ歯を入れていた方や人工歯もかなりすり減ってまま使っていた方、またご高齢の方や上下の入れ歯がずれて噛んでいるような方がいきなり型取りをして新しい入れ歯を作り装着した場合に唇の張りや周りの筋肉がついていけずになかなか馴染めないことが多くあります。このような方には次のような入れ歯の作り方を行います。通常は今まで使用してきた入れ歯を使って徐々に口の周りの筋肉を伸ばしながら形態を変えていきます。または今まで使用してきた義歯をコピーして複製義歯を作ってそれを使用するか入れ歯のない方には新たに新しい入れ歯を作ってそれを使用して行う場合もあります。こうしてトレーニングしながら少しずつ環境を改善していき見た目も機能的な快適な状態に仕上げていく義歯を治療用義歯といいます。人によって違いますが通常2週間から4週間、長くて2ヶ月から3ヶ月トレーニングをして馴染んだ時に新しい入れ歯を作り直します。そうすると装着したり外したりするときに痛む事は少なくなります。

③入れ歯を入れると頬を噛む、しゃべりづらい

入れ歯は天然歯がなくなって引っ込んだ口唇や頬を張り、できる限り自然な願望になるように天然歯がもとにあった位置に近づけて人口歯を並べ周りの肉付けをおこないます。初めて入れ歯を使用する方はある期間(通常だと2週間から3週間)は使いにくいことがあると思います。はじめのうちは唾液がたくさん出てきたり吐き気を感じたりすることもあり喋りにくいですし噛みにくいものです。唾液は通常1時間から2時間もすると元に戻ります。また頬を噛むことがあります。これは長い間入れ歯を入れていなかった場合や入れ歯を作り帰った時にあるいは噛み合わせが低くなったまま使用した場合ベロや頬が膨らんで顎の動きによってどちらか一方の方法を噛んでしまうことがあります。こういう場合は少し口を膨らませたり食事の時に鴨川の方法を指で外側につまむように練習すると構なくなります。話し方も最初は変な感じがするかもしれません。最初はゆっくり声を出して新聞や本を読んでください。口が渇く場合はコップの水を時々含みながらやってください。