駒沢大学駅徒歩5分の歯医者「駒沢歯科・矯正歯科クリニック」

医院ブログ

入れ歯についてのQ&A

こんにちは。世田谷区駒沢の歯医者、駒沢歯科・矯正歯科クリニックです。今日は入れ歯についてのよくある質問についてお答えします。

①市販で売ってる入れ歯の安定剤は使って良いのですか?

入れ歯の安定剤は新しく作った入れ歯装着直後のまだ慣れてないうちに出張とか旅行へ行く場合は使っても構いませんが、普段は使用はお勧めできません。義歯安定剤は水溶性の材料(粉末、クリーム、または液体)に限ります。非水溶性材料は使ってはいけません。例えばホームライナーキット、ホームリペアキット、その他の患者自身で取り扱うクッション材料に関しては噛み合わせの状態や入れ歯の噛み合わせの高さが常に不安定になるため骨破壊をもたらすと臨床報告されております。また粘膜と入れ歯の床の両方に粘着する水溶性の薄い板状製品も流動性がないため粘膜に対して噛み合わせの力を分散する能力を持っていないので使わない方が良いでしょう。入れ歯に不具合がある場合は歯医者に行って調整してもらうようにしましょう。

②入れ歯は就寝時に外すのですか?

基本的には夜就寝時も入れ歯は入れていることをおすすめします。その理由は生理的噛み合わせの確保であり、いわゆる老人性の顔貌でない自然な顔貌の確保にあります。呼吸も楽になると思います。つまり自分の歯が存在している口の中の状態を維持するためにあるわけです。ですがこのことをするには条件があります。それは入れ歯とご自身のお口の中を清潔な状態にすることです。そして磨いている間、清掃剤に入れ歯をつけて機械的、科学的清掃を行います。このように入れ歯とお口の中を清潔にすれば就寝時入れ歯を入れていることで顎の粘膜に危害作用を及ぼす事はありません。しかし、就寝時に入れ歯を入れていることがかえって苦痛に感じ、熟睡できずに睡眠不足になりストレスとなるようであればむしろ外して寝られる方が良いと思われます。もちろん入れ歯を磨き、就寝時に義歯洗浄剤をつけてある程度時間を置き入れ歯がきれいになった後で就寝されても大丈夫です。自分に合った入れ歯の付き合い方を見つけましょう。

入れ歯の清掃はどのようにすれば良いのですか?

入れ歯の清掃方法には専用のブラシを使って清掃する方法と青素材につけておく方法がありますが大事なのは毎食後自分の歯を磨くことと同じような気持ちで治療すると言うことです。また入れ歯だけでなく顎の粘膜も普通の歯ブラシで磨いてあげると粘膜が強く硬くなり噛む力に対して抵抗力がついてきます。また入れ歯を不潔にするとカンジダ菌により顎の粘膜が赤くなるカンジダ症を起こしたり肺炎の原因にもなりますので入れ歯を清潔に快適に使用できるよう毎日、毎食後、必ず清掃していただきたいです。

入れ歯の洗浄剤は有効ですか?

基本的にはブラシで磨く機械的清掃をメインに洗浄剤で科学的清掃加えてより清潔にすると言う考えで入れ歯のお手入れをしましょう。入れ歯に使われているレジンて言う材料は吸水性があるため様々な成分を吸収して不快な匂いがつくことがありますが、このような場合酵素の働きで汚れやニオイを分解してくれるので洗浄剤は有効だと考えられます。洗浄剤につけるのは岸を歯ブラシで磨いた後約5分から6分(製品により異なります)洗浄剤を入れた義歯用ケースにつけてください。この間顎の粘膜も磨いてあげるとさらに効果的です。

④入れ歯での食事の注意点は何ですか?

一般的に特別な注意をする事はあまりないのですが、一回に入れる食べ物の大きさは少し小さめで量も少なめにした方が安定して噛めると思います。また噛む場所ですがいわゆる奥歯で噛むと安定してかめると思います。入れ歯の場合でも一回約30回位噛むと食物がこまかくなり消化されやすくなると思います。

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