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免疫力と口腔内の関係

こんにちは。世田谷区駒沢の駒沢大学付近にある歯医者、駒沢歯科矯正歯科クリニックです。今日は免疫力と口腔内の関係について説明します。

サプリや健康食品で免疫機能は上がりません。

新型コロナウィルスが感染拡大する以前からこの国では「これを食べれば免疫力が上がる」と言う特定の食品や、栄養素を含んだサプリメントがテレビや雑誌で紹介されると、ついその気になって、スーパーやドラッグストアに走り出す人が多く見られました。しかし、実際はその食品や商品を摂取したからといって、感染リスクが下がると言った事はないのです。

なぜなら、メディアがどう報道しようが免疫力を根本から上げる食品やサプリなどないのです。体にウィルスや細菌が入ってきて初めて免疫システムは機能します。普段の状態では働いていませんから、何かを食べて免疫が上がったかどうかなんてわかりようがないのです。データがないものを車も効果があるように宣伝しているだけだと思って頂いてかまいません。

しかしながら、免疫を下げてしまう方ははっきりとしています。

それは、もちろん、体調が悪かったり、睡眠不足や自律神経が乱れているなどの原因があります。しかし意外にもサプリメントなどで特定の成分を過剰摂取する事が免疫力を下げてしまいます。代表的なものがビタミンAの前駆物質である。Βカロチンですβカロチンを与える場合と与えない場合との比較実験を行ったら与えた方が顔が減りました。それでβカロチンは免疫力を高めて、元治療にも効果があると話題になりました。ところがその後フィンランドで30,000人の喫煙男性を対象に同様の実験を行ったところ、ベータカロチンを与えたグループは、肺がん発生率が18%増加し、そう死亡率も8%増えたのです。人々が豊かになった国では過ぎたるは及ばざるごとしなのです。これは必須アミノ酸やビタミンにも当てはまります。健康食品やサプリメントをたくさんとれば、健康になると言うのは、幻想でしかなく、健康を害する可能性もあるのです。健康意識の高い人の間で人気のある葉物食品も逆効果です。食事が野菜中心だと、タンパク質や脂質がどうしても不足する。そうすると筋肉量が減って、体力が落ち免疫力も弱くなって感染症にかかりやすくなります。現在のような新型コロナウィルスが流行しているときに栄養不足で入るのは最も危険だと思ってください。

口腔内と免疫力の関係も明白で口の中が汚れていてはその効果が十分に発揮できません。60歳の高齢者を対象に普通の人の歯ブラシしか使わない、歯磨きグループと歯間ブラシ等を使って念入りに石ケアを行った。グループを比較した研究では、念入りにケアをしたグループの方が、インフルエンザにかかってしまった確率が10分の1以下だったと言う研究結果もあります。

さらに、回数で言うと、1日2回以上、歯磨きをする人は、1日1階の歯ブラシの人に比べて、口の中や食堂のがんになるリスクが3割程度低いことが報告されています

食品や免疫力アップのサプリなどに頼らず、根本から免疫力を上げるように、4段予防のためにも日々の口腔ケアをしっかり行いましょう。