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虫歯になりやすい食べ物・なりにくい食べ物って?
こんにちは。世田谷区駒沢の歯医者、駒沢歯科・矯正歯科クリニックの歯科助手です!
今回は虫歯になりにくい食べ物・なりやすい食べ物についてご説明します。
「これを食べていれば虫歯にならない」という夢のような食べ物はありません。でも、歯の栄養になる食べ物で歯を強くすることはできます。これからご説明する表を食生活の参考にしてみてください。食事後の歯磨きを怠ると、虫歯の原因となり本末転倒ですのでくれぐれも歯磨きは忘れずに行いましょう。
✔️歯の表面を修復ふる働きがある「フッ素」を含むもの
・牛肉、りんご、ワカメ、お茶、味噌など
✔️歯の原料となる「カルシウム」を含むもの
・乳製品、小魚、大豆、ひじき、小松菜など
✔️歯の石灰化を助ける「リン」を含むもの
・チーズ、卵など
✔️歯の基礎となる「タンパク質」を多く含むもの
・牛乳、魚、卵、豆腐など
✔️カルシウムの代謝を救ける「ビタミンD」を含むもの
・牛乳、卵、チーズ、ひじきなど
✔️エナメル質を強化する「ビタミンA」を含むもの
・豚肉、レバー、かぼちゃ、人参、卵、ほうれん草など
✔️象牙質を作る「ビタミンCを含むもの」
・みかん、れもん、ブロッコリー、ピーマンなど
では逆に虫歯になりやすい食べ物ってあるのだろうか❔❔
それは砂糖を含むもの全般です。食べ物以外に炭酸飲料や缶コーヒーも含まれていますので、悲しことをに甘くて美味しいものは虫歯になりやすいです。また、粘着質があるものは、歯の表面に残りやすいので最も虫歯になりやすい食べ物といえるでしょう。例えばキャラメルやキャンディーなどは虫歯予防において最も避けるべき食べ物です。塩気が多いポテトチップスのようなスナック菓子は、糖分を多く含むジャガイモやサツマイモでつくられているので虫歯菌のエサとなります。また、フルーツにも糖分が多く含まれていますが、特に柑橘系には「酸」も含まれており、この酸は非常に強く、歯を溶かす作用があります。
私たちは砂糖を多く含む炭酸飲料やスポーツ飲料、砂糖たっぷりの缶コーヒーなど食べ物以外でも砂糖を摂取しています。また、ワインも酸性が強いので歯を溶かす作用があります。今は100円程度で、手軽にこれらの飲料が購入できますので、飲むことが習慣になってる方をいらっしゃると思います。好きなものを食べたり飲んだりすることはストレス発散になりますし、毎日の食事メニューから砂糖を完全に排除した食事をするのは現実的ではありません。なのでそこまでシビアに考える必要はないですが、危険性だけでも頭に入れておくだけで虫歯予防の意識を高めることが大切です。
また、何を食べるかも重要ですが、どう食べるかにも気を配っていきましょう!