駒沢大学駅徒歩5分の歯医者「駒沢歯科・矯正歯科クリニック」

医院ブログ

ホワイトニングを歯医者でする理由

こんにちは。世田谷区駒沢の駒沢大学付近にある歯医者、駒沢歯科・矯正歯科クリニックです。今日はホワイトニングを歯医者でする理由について説明していきます。

現在、日本で厚生労働省に認可されている歯のホワイトニング用薬剤は歯医者が処方するものだけです。

漂白剤入りの歯磨き剤や簡単なホワイトニング剤がドラッグストアで販売されている海外とはだいぶ事情が違います。

ただ最近では日本でも海外の薬剤がネットにより手軽に入手できるようになってきました。トレイを使う本格的なものからシール上のものまで様々な種類があるようです。

そんな中、気になるのが自己流ホワイトニングの危険性です。虫歯に気づかず薬剤を使って歯髄炎(歯の神経が炎症を起こすこと)が起きたり薬剤の使い過ぎで歯茎を痛めてしまったり、重度の知覚過敏になってしまう事例が少なくありません。

歯医者に定期的にメインテナンスに通うのが当たり前な欧米人と比べ、日本人の大多数は歯が痛くなったり、不具合が起きてから歯医者を受診とするスタイルの方が多いのが現状です。大変残念なことですが知らないうちに歯周病や虫歯になっていたと言う患者さんが少なくありません。

実際、ホワイトニングは歯周病で歯茎が腫れた状態で行うと薬剤が歯茎からしみ出る血液にばかり反応してしまい肝心の歯の表面に十分に働かなくなってしまいます。また効果が上がらないからと長時間薬剤を使うと殺菌作用で歯周病の症状は改善するものの、歯茎のただれや知覚過敏が悪化するなどのトラブルが起きてしまいます。

日本で日本特有の事情からホワイトニングは歯科医師の処方で行われています。自己流で行わず、まずはお口の検診(メインテナンス)も兼ねて歯医者に相談に行くことをお勧めします。

歯医者でホワイトニングを行う理由

①歯周病なので歯茎が腫れていると薬剤が効かないため

歯磨き指導や歯石除去、クリーニングを受けていただき歯周病を治してから開始していきます。歯周病で歯茎が腫れているとエナメル質の中の着色物質に作用すべき薬剤がエナメル質に届く前に歯茎から出る血液や浸出液に反応してしまい波野表面に作用しません。

②大きな虫歯やヒビはホワイトニングする前に治療が必要です。

薬剤で痛みや歯髄炎を起こさないようを借りづみ家コーティング剤といった前処置をするなど対策をしてから開始していきます。

③詰め物やかぶせものはホワイトニングにより白くなりません。

歯が白くなると詰め物やかぶせ物の色が目立ってしまうので新たに詰め直しやかぶせ直しが必要かを検討します。

詰め直しや被せ直しの必要がある歯に関しては、ホワイトニング後に詰め物や被せ物を直してきれいにしていきます。

ホワイトニングは前処置が必要な場合すぐには始められず、開始してからも効果が得られるまでに一定の時間がかかる時があります。結婚式等のご予定があるときはお早めに歯医者に相談をすることをおすすめします。

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