駒沢大学駅徒歩5分の歯医者「駒沢歯科・矯正歯科クリニック」

医院ブログ

虫歯になりづらい人は歯周病になりやすい?

こんにちは。世田谷区駒沢の駒沢大学付近にある歯医者、駒沢歯科・矯正歯科クリニックです。今日は虫歯になりづらい人は歯周病になりやすい?と言う事について説明します。

虫歯になりづらく、歯が痛くないからといって歯医者に行かなくてもいいと言うわけではありません。意外に若いときに歯医者に縁のない人に限って歯周病が進んでいることがよく見られます。

歯科検診などでも虫歯を指摘されたことがなく歯が丈夫だと言う人に歯周病が進行しやすい理由は2つあります。

まず1つ目が、歯医者に行かないことです。歯医者に行かないと歯周病原菌の塊であるプラークや、それらが石灰化した歯石を取る機会がないですしそもそも自分が歯周病であると言うことに気づくのが遅れてしまいます。

先日のブログでも述べましたが、歯周病と言うのは自覚症状があまりない疾患です。歯周病はよほど進行しない限り痛くなったりしません。そして歯周病は歯茎の中でゆっくりと徐々に進行していきます。

痛くなったりはがグラグラしてきたときの歯周病は歯周病原菌の感染によって炎症がかなり進んでいる状態です。

もう一つの理由は、歯周病菌の多いお口の中は虫歯菌が進みにくい状態になっていると言うことです。そのせいで虫歯は少ないのに、歯茎と歯を支える骨が歯周病によりなくなってしまっていると言う状況になりやすいのです。

とりあえず虫歯がなければ良いと思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、歯周病が進行すれば歯を支えている骨が溶けてしまいます。1度歯を支えている骨が溶けてしまうとなかなか元には戻せません。歯を支える十分な骨がないと歯を失ってしまうかもしれません。

特に、40代になってくると歯周病が一気に進行する人が多く見られます。その理由は忙しくて歯ブラシがおろそかになる(歯周病現金のお口の中の数が多い状態が続く)、多忙によるストレス(歯周病現金への抵抗力が弱まる)などが重なるためだと考えられます。

また、歯科検診に行く習慣がなく20代、30代に放置していた歯周病が徐々に進んでいき、40代になって症状となって現れると考えられます。

歯の集団検診は高校生までしかないことも多いのでそれを最後に歯科検診を受けないと40代位で歯周病がかなり進行してしまう人もいます。

歯周病は生活習慣病でもあります。

タバコ、メタボ、免疫力の低下、歯ブラシ習慣、色習慣などがいくつかの要因が重なって進んでしまうと考えられます。

お口の中の健康は見た目で判断しないことが大事です。

虫歯がなくても歯茎に違和感があったり、歯ブラシするときに歯茎から血が出でてしまう、またしばらく歯医者に行って検診を受けていないと言う方は歯周病が進んでいるかもしれないのでいちど歯医者を受診することをお勧めします。

電話する電話する
WEB予約