駒沢大学駅徒歩5分の歯医者「駒沢歯科・矯正歯科クリニック」

医院ブログ

歯科矯正のセファログラムについて

こんにちは。世田谷区駒沢の駒沢大学付近にある歯医者、駒沢歯科・矯正歯科クリニックです。今日は歯科矯正のセファログラム(頭部X線規格写真)について説明します。

歯科矯正で使うレントゲンの中にセファログラム別名、頭部X線規格写真と言うレントゲンの機械があります。

上の写真は当院に設置してあるセファログラム(頭部X線企画写真)を撮影する機械です。

下の写真はセファログラムです。

世界共通の規格写真でイヤーロッドと呼ばれる突起物の先端を耳の穴に入れて、位置を合わせることで頭の位置や顔全体を撮影することができます。

セファログラム(頭部x線規格写真)で撮れるものは顔面、頭部のレントゲン写真、正面そして側面から撮影ができ、歯科矯正治療を行う前の分析、診断に使うことができます。

またての骨である手根骨などを取ることによって成長期であるかどうかも分かります。

セファログラムの歴史は193 1年から使用されているとされています。

当時は頭の成長発育の研究に用いられててたそうです。

その後194 8年に頭部x線企画写真を用いた顔面携帯の頃速報が発見されようやく歯科矯正治療を目的した症例分析の応用始まったそうです。

セファロ分析でわかるもの

具体的な例で言うと、例えば歯が出ている(出っ歯)と言う所の患者さんの場合、その原因が上顎の骨の成長のしすぎて出っ歯になっているのか、それとも下顎の骨が成長してないことにより相対的に出っ歯になってしまっているのかあるいは骨には問題ないが上の前歯が唇方向に傾斜していて出っ歯になっている場合があります。

もちろん見た目でも判断できる事はありますがやはり、レントゲン写真を撮影して骨格を撮影出来るようにしないと原因を診断することができません。原因がしっかり診断できないと間違っている治療方針のまま治療が進むことになり治療がうまくいかなくなってしまいます。

セファログラム分析を事前に行うことによって正確な不正咬合となっている原因を診断し治療計画がきちんと立てられるようになります。

また、セファログラムは企画写真なのであご家頭の部分の成長発育を分析できたり、治療前のセファロ写真と治療後のセファロ写真を重ねあわせることによって、矯正治療によりはがどのように移動したかを比較することができるようになります。これによって矯正治療を行った結果を正しく評価することができます。

セファロ分析はマウスピース矯正でも役に立ちます。マウスピース矯正をする患者さんの中にはセファロ分析を行うことによりマウスピース矯正ではうまくいかない症例もありますので注意が必要です。

歯科矯正の治療をされる際には診断の際にセファロ写真の撮影または分析を行ってくれる歯医者を受診することをお勧めします。

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