駒沢大学駅徒歩5分の歯医者「駒沢歯科・矯正歯科クリニック」

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骨造成とは

こんにちは。世田谷区駒沢の駒沢大学付近にある歯医者、駒沢歯科・矯正歯科クリニックです。今日は骨造成(GBR)について説明します。

骨造成(GBR)とは歯科のインプラント治療に対して、インプラントを埋入できるだけの骨の厚みや高さが足りない場合に行う歯槽骨を再生する方法です。

歯周病の重症化や入れ歯の長期使用により骨吸収が進んだり、歯を抜いた後に骨が減少することによって歯槽骨を失ってしまうとその部分へのインプラントの埋入ができなくなってしまいます。

そのような骨が薄い部分では、骨を作る細胞「骨芽細胞」より骨をつくりにくくする細胞「線維芽細胞」の方が増殖しやすいと言う特徴があります。

そのため骨造成(GBR)では骨の形成の妨げになる繊維芽細胞の侵入を防ぐため骨を増やしたい部分を人工膜(メンブレン)と言う薄い膜で覆いその中に自分の骨のかけらや人工の骨の材料を詰めて骨を作る細胞「骨芽細胞」の増殖を促していきます。

GBRや骨造成の種類、使用する材料は

GBRk使う人工骨にはハイドロキシアパタイトいやβ-TCPなどのリン酸型カルシウム系の材料や自分の骨を移植したりします。

①自家骨移植

ご自身の骨組織を他の部位へ移植する方法です。

②同種骨移植

他の患者さんから採取した骨組織を処理し移植する方向です。

③人工骨移植

ハイドロキシアパタイトやβ-TCPなどの人工骨を移植する方法です。

歯医者では他の患者さんから採取した骨を移植すると言う事はやらないので次が骨移植や人工骨移植が主流となります。

GBRでメンブレンを設置しておく期間は一般的に骨のできる6ヶ月から9ヶ月となります。この期間は骨の薄くなっている部分で多少異なると考えられていますが一般的には半年位を考えていただければ良いかと思います。

非吸収性メンブレンでこれを直するときに同時にインプラントの埋入を行っていきます。

ソケットリフト、サイナスリフト違い

ソケットリフトとはインプラント治療するための骨が少ない方に行う骨造成の術式の1つです。

ソケットリフトはある程度骨の厚みがある方に行われます。一般的には骨の厚みが最低5ミリ程度ある方に行われる。

ソケットリフトでははがもともと早く方上から人工骨を入れて少しずつシュナイダー巻くと呼ばれる幕を押し上げてにインプラント枚入するために必要な骨の暑さを作っていきます。

サイナスリフトとは

上顎洞の側面にある葉書をめぐって上顎洞を露出させ上顎洞を直接上に持ち上げそのスペースに人工骨を入れていきます。

6ヶ月位で骨が十分にできてきますが手術による負担が比較的大きいのがデメリットです。

骨の厚みがないためサイナスリフトと同時にインプラントの埋入は行いません。移植骨が安定するのを待ってインプラントを埋入していきます。

このような理由からソケットリフトと比較し治療時間が正気になります。

また、ソケットリフトに比べ体への侵襲が大きいため臨床の現場ではソケットリフトの方が多く適用されます。

ただし骨の厚みが非常に薄い方はサイナスリフトを選択していきインプラント埋入しています。

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