駒沢大学駅徒歩5分の歯医者「駒沢歯科・矯正歯科クリニック」

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歯ぎしりってなんでするの?

こんにちは。世田谷区駒沢の歯医者、駒沢歯科・矯正歯科クリニックの歯科助手です!!

今回は歯ぎしりについてご説明します。

無意識に睡眠中に歯ぎしりをしてる方などはいませんか?歯ぎしりに悩んでる方は大勢いますが、その原因は人によって異なりさまざまです。また、歯ぎしりは一緒に寝ている人だけでなく、本人も眠れなくなってしまうなど悪影響が及ぶ恐れがあります。

いまだに直接的な原因は解明されていないですが、一般的にはストレスが原因とされています。睡眠中に無意識に歯ぎしりや食いしばりをすることでストレスを解消していると考えられています。 すべてのストレスから解放されることはできませんが、歯が摩耗したり歯茎に悪影響が出てしまったりするほどの歯ぎしりは、すぐに改善しなければなりません。

人と話さない時や寝てる時の上下の歯は少し隙間があり、これが歯にストレスがない状態です。この状態で歯の周りの組織を休ませているのです。これを【安静位空隙】といいます。しかし、食いしばり癖がある人はこの時間が極端に少ないため歯にダメージが及びます。また、歯と歯がくっついている状態である時間は1日に15分と言われています。寝ている時に食いしばっていたら歯と歯がくっついている状態は6時間以上に及びます。

歯ぎしりや食いしばりは自覚症状がない人も多くいます。寝ている間に「ギリギリ、、」と音を立てた歯ぎしりであれば、家族が気づくこともありますが、一人暮らしの場合はなかなか気づけませんよね。また、日中、仕事を集中してる中で知らずに食いしばる癖がある人もいます。歯ぎしりは主に3つの種類に分かれますので心当たりがないか確認してみましょう。

⭐️歯ぎしりには3パターンある

✔️「ギリギリ」と音を立てる「グラインディング」

・上下の歯を噛み締めながら横にこすり合わせる歯ぎしりです。すり合わされた歯同士で歯が削れ合い、すり減って平らになるという特徴があります。酷くなると歯の詰め物が取れたり割れたりと歯に最もダメージのある歯ぎしりです。

✔️グッと噛み締める「クレンチング」

・上下の歯と顔のエラ部分にぐっと強い力が入り、噛み締める歯ぎしりです。重いものを持つ時に「グッ」と食いしばる様子をイメージするとわかりやすい思います。音は出ませんが、常に顎や両サイドのエラに力が入っているので、1日の終わりに重く疲れた感覚がある人は気づかないうちに食いしばっているかもしれません。

✔️「カチカチ」と音が鳴る「タッピング」

・上下の歯を、何か食べてる時のように噛み合せる「カチカチ」と歯同士がぶつかった音がするのが特徴の歯ぎしりです。震えるように寒い時、歯同士が小刻みにぶつかり合うのをイメージすると分かりやすいと思います。音が鳴る歯ぎしりですので、目立ち無意識で行っていて他人に指摘されて気づく人がいます。

⭐️歯ぎしり治療には「マウスピース」を使う

現在もっとも一般的に行われている治療法は、ナイトガードを用いた方法です。 ナイトガードとは、睡眠時に用いるマウスピースで、装着して眠ることで上下の歯が直接当たらないようにすることができます。 ナイトガードを付けて眠れば、もし歯ぎしりをしてしまったとしても歯の摩耗や欠損を防げます。

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