駒沢大学駅徒歩5分の歯医者「駒沢歯科・矯正歯科クリニック」

医院ブログ

虫歯になりやすい場所

こんにちは。世田谷区駒沢の歯医者、駒沢歯科・矯正歯科クリニックです。今日は虫歯になりやすい場所について説明いたします。虫歯になりやすいところは主に7つあります。

1つ目歯はと歯茎の境目になります。

歯と歯茎の間は汚れが溜まりやすい場所でもあります。特に加齢や歯周病によって下がった歯茎から歯の根元の露出している部分に汚れがたまり虫歯になりがちです。歯の根っこの虫歯は進行が早く虫歯が神経に到達する時間も早いです。またひどい場合は歯が破折してしまうこともあります。歯ブラシ指導などをしていると歯と歯茎の間は歯ブラシが当たってない患者様が多いです。なのでしっかりとはと歯茎をの境に歯ブラシを当てるようにしましょう。

2つ目は唾液がたまりづらい(乾燥しやすい)場所になります。唾液は食物を消化するだけでなく口の中を洗い流したりお口の中の環境を守る免疫作用があります。このような唾液の効果が届きにくい部位があります。特に口呼吸をされている人は前歯が乾燥しやすいので前歯が虫歯になりやすかったりします。

3つ目は小窩裂溝という場所です。歯は山と谷のように凸凹しています。小窩裂溝とは山と谷の間にできる溝の名称です。その小窩裂溝に食べ物が付着しやすく虫歯になりやすいです。その溝も深ければ深いほどものが詰まりやすくなりますので虫歯になりやすいです。シーラントはあらかじめ小窩裂溝の虫歯を防ぐために、その溝を埋めるので小窩裂溝の虫歯を防ぐには有効です。

4つめは隣接面と言う場所です。隣接面と歯と歯がぶつかっている場所です。歯と歯は通常ある程度の接触強さを持って並んでいます。普通の歯ブラシだとその隣接面を磨くことができません。成人の虫歯はこの隣接面から始まることが多く要注意です。歯の隣接面はデンタルフロスでないと汚れを取ることができないのでデンタルフロスを習慣付けましょう。

5つめ歯並びが悪い場所です。歯並びが悪いと歯ブラシがうまくできません。特に歯と歯が重なり合ってしまっているところは歯ブラシの毛先が届きません。丁寧に歯ブラシを行うしかありません。理想的には歯列矯正をお勧めします。

6つ目は詰め物やかぶせものが段差になってしまっているところです。虫歯の治療によって詰めたりかぶせたりした修復物は適合が悪いと段差になってしまいますのでその段差に汚れが付いてしまいます。その汚れを放置していると虫歯や歯周病になってしまいます。また詰め物被せ物で劣化しやすい材料等はつけた時は、適合が良くても経年劣化により不適合となってしまいます。なので不適合となった修復物はやり直した方が良いと言えるでしょう。また修復物と歯の隙間から虫歯菌が入り二次的な虫歯になってしまうこともありますので定期的な検診をしてレントゲンを撮り虫歯があるかないかをチェックしてもらう必要があります。

7目は親知らずがあります。親知らずは前から数えて8番目の歯になるのですが、理想的には親知らずは抜いて7番目の歯で噛み合わせを作ってあげるのが理想的といえます。全部が全部親知らずを抜いたほうがいいと言うわけではありませんが、もし親知らずがある方は歯医者に行き抜いたほうがいいのか抜かなくても良いのか判断をしてもらった方が良いと思われます。親知らずの中には横に生えていたりプラークが付着しやすいような生え方をしてますので不潔になりやすく親知らずの周りの歯茎が腫れたり隣の歯を虫歯にしてしまうこともよくあります。なので歯茎が腫れる、あるいは隣の歯を虫歯にさせる前に親知らずを抜いてプラークコントロールを良好にすることが大事です。

電話する電話する
WEB予約