駒沢大学駅徒歩5分の歯医者「駒沢歯科・矯正歯科クリニック」

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幼児期に起こりやすい口と歯のトラブルについて③

こんにちは。世田谷区駒沢の歯医者、駒沢歯科・矯正歯科クリニックです。今日は幼児期に起こりやすい口と歯トラブルについて説明します。

①歯並びがおかしい

正常な子供の歯の歯並びは上下ともに半円形に近い形をしていますが、様々な原因により1本1本の歯がその半円形から外れて生えることがあります。それでも歯並びの乱れがあまり強くなければ口の周りの筋肉と舌の筋肉の働きによって両者の力が釣り合うところに歯が動いていき、次第に正常な歯並びが作られていきます。しかし、指を舌ってしまったり、唇や爪を噛んでしまったり、舌を前方や横側に押し出したりする癖があったり、あるいは歯ぎしりなどの口腔習癖と呼ばれる癖があるとこの力のバランスが崩れてしまい長期間続くことにより歯並びや噛み合わせに異常が起こりやすくなってしまいます。

幼児期の口腔習癖は心理的な状況とも関係があるため無理に辞めさせると他の心身面に問題が生じることがあります。普通は4歳から5歳位になると自然になくなることが多いですが、あまりしつこく続くようであれば口腔習癖を防ぐ装置を使うこともあります。乳歯の時期によく相談される噛み合わせの異常には受け口があります。この原因は下顎を単純に前にずらして関節や前歯の傾きの異常によるものから上下の顎の骨の大きさの不調和まで様々あり患者さんごとに最も適した治療方法を選択する必要があります。また下顎が横にずれて奥歯の噛み合わせが左右で不均等になっている場合も食べ物の上方に偏った癖が起こりやすくなり成長とともに顔全体が横に歪んでいくこともあります。幼児期において顎の位置の異常を早期に回転する事はその後の上下の歯並びや顎の発育を好ましい方向に誘導することが期待できます。

②生まれたばかりの赤ちゃんなのに歯が生えている。

下の前歯は生後6ヶ月前後2杯始めますがまれに生まれて間もない赤ちゃんに羽が生えていることがあります。はいたばかりの下の前歯は先端が鋭くなっていることがありほ乳児には赤ちゃんが下を前に突き出す運動を繰り返すため下の裏側にただれができやすく赤ちゃんとお母さんの両方ともに痛みが生じて困ってしまいます。このような先天性歯と呼ばれしっかり生えていれば端の先端を研磨して丸めたり、歯科用の樹脂で尖っているところをかぶせまるめます。

③歯茎の色がおかしい

健康な歯肉は肌と同じようにピンク色をしています。歯茎の色の異常としてよく見られるのは歯茎の粘膜で作られたメラニンの色素が粘膜の中にとどまっている場合で歯茎の1部が褐色や青色に見えます。この色素の沈着は前歯の歯茎の表側に帯状に現れることが多く頬や下唇にも見られることがよくあります。メラニンによる色素沈着は健康な人にもしばしば起こります。成人において神秘的な面からメラニン色素を取り除くには機械的に色素沈着分を食する方法や、薬物やレーザー光の照射により除去する方法がありますが乳幼児では成長に伴う変化も期待できるため色素沈着が急激に広がることがない限り無理に処置は行わず経過をみたほうが良いでしょう。歯茎に炎症があると歯茎の縁や隣り合った加藤半の間の部分が赤く腫れます。この原因は端に付着した思考ですので丁寧な歯磨きを続けることで歯茎の赤みは取れてきます。また心臓に病気があると血液の循環が軽重しやすく歯茎や口腔粘膜が紫色になるということがあります。

④口を開けたまま呼吸をする

呼吸は正常な状態では鼻を通して行われますが、鼻づまりが続くと口で息をすることになります。口呼吸が続くと唇が乾燥し顎の骨の形が変わってしまい、唇を閉じることがますます困難になり、後で鼻の状態が改善されても口を開いたままでもはや鼻で呼吸することができなくなります。アレルギー性鼻炎やアデノイド、口蓋扁桃肥大など幼児期の長期にわたる鼻づまりには何らかの原因がありますので耳鼻咽頭科との連帯が必要になる場合もあります。

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